会場風景
全国各地の菊づくり名人が一堂に会し、「菊づくり日本一」を決定する菊の祭典・日本菊花全国大会。
高松宮妃記念杯や各大臣賞をはじめ、贈られる賞の数も多く、その規模は日本最大級! 大会は三本立花壇、福助花壇、盆栽花壇、小品盆栽花壇、特作花壇、三本立単鉢、切花、組花、ダルマ作りの計9部門で構成され、約30万本の菊花が様々な姿で咲き誇る様はまさに圧巻です。
各部門の紹介 |
■特作花壇の部(10号館)
毎年、出品者が菊で作ったお寺やお城、巨大な大型懸崖菊などが鮮やかに咲き乱れます。
最も豪華絢爛で華やかな部門です。会場に入った途端に現れる色とりどりな菊たちには圧倒されます。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|
■三本立花壇の部(5号館)
大菊三本立12鉢(横3鉢・縦4鉢)で構成されており、配色は各列・各行に「赤・白・黄色」の厚物を組み、すべて異品種とします。草丈など厳しく規定が決まっており、
花期と全体のバランスが審査の対象となります。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|
■三本立単鉢の部(7号館)/会期:10月29日~
全国各地の菊花展でも多く見られる仕立て方です。1本の菊の𦚰から伸びてくる枝を3本育て、分岐点の高い枝から「天・地・人」と呼びます。
審査時には全体のバランス、3花の花期、葉の色つやなどが評価されます。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|
■福助花壇の部(6号館)
5号鉢を使用し、草丈は鉢底より天の花頂まで50cm以下で仕立てます。福助では草丈が短く、節間が詰まった大葉のものが良いとされています。
福助の規定では5鉢とも異品種で出品しなければなりません。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|
■切花・ダルマの部(2号館・2階)/会期:11月5日~10日
切花は、一輪で競う「単鉢」、三輪を組み合わせた「組花」、倭化剤を使って草丈を65cm以下にする「ダルマ」の3種類が展示されています。手入れは審査当日の明け方5時まで行われます。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|
■盆栽花壇の部(6号館)
菊の盆栽は通常の盆栽と違い、14~17ヵ月と短期間で立派な樹形と花が楽しめます。盆栽を沿わせている岩は、主に発砲スチロールで作られており、出品者の個性が光る、素晴らしい作品が多く展示されています。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|
■小品盆栽花壇の部(6号館)
出品鉢数は奇数をもって構成されます。形態は直幹仕立て、双幹仕立て、根上がり(根が地上に出ていること)などがあり、色の色彩や樹形、鉢の形や展示形態など、出品者の個性があふれる作品となります。
※掲載の写真は、過去の大会の作品です。
|